=本記事は対談動画の文字起こしです。以前僕のTikTok運用を任せていたTikTokマーケターと対談をしました。彼は0フォロワー×1投稿目で100万再生を獲得したり、Z世代ならではの嗅覚とマーケティングセンスを持っています。今回、根掘り葉掘り色々ヒアリングさせていただきました=
0フォロワー×1投稿目で100万再生を獲得したTikTokマーケターと対談
てらけん:どうもこんにちは。てらけんです。
では今回はですね、TikTokのマーケターのとばさんという方をお招きして、TikTokに関して根掘り葉掘りというか質問、対談をしていこうと 思っております。
とばさんなんですけれども、自分の恋愛系のアカウントを運用されていまして、今2万4千人ぐらいのフォロワーがいたりだったりとか、あとは僕のアカウントも代行してもらってですね、もう何万回って再生回数を1週間くらいで叩きだしたりとか、あとは占い関係の僕の協業先をお繋ぎしまして、すぐに100万再生まで伸ばしたりとか、0から1000フォロワーを作ったりとか、結構そういう実績を積んでいる方でございます。
僕自身SNSに関しては長くやってきまして、主にTwitterとかInstagramとかYouTubeとかが多くてですね、TikTokも最近色々触ってはいるんだけども、僕よりも詳しいと思いますしこれからはやっぱりTikTokとか動画の時代も来ると思っていて、僕もアンテナを張っていますので、今日は次世代のTikTokマーケターにですね、がっつりと聞いていこうと思いますので、宜しくお願い致します。
とば:宜しくお願いします。
てらけん:ではちょっと先に簡単な自己紹介をお願い致します。
とば:宜しくお願いします、とばと申します。
今TikTokの全般のお仕事を請け負ってフリーランスとして活動してます。自分のアカウント、先ほどご紹介頂いたと思うんですけど、恋愛のアカウントを約1ヶ月ぐらいで2万人まで増やして、あとはてらけんさんだったり、占い関係のアカウントを今色々といじってる感じですね。
てらけん:ありがとうございます。TikTokはみんな知っているとは思うんですけども、色んなSNSがある中でTwitterとかInstagramとかYouTubeとかある中でここ最近キテると言われているSNSのひとつ、まぁ動画のSNSですね。
でもアルゴリズムとかが結構不明瞭、よく分からない部分多々ありまして、僕は基本的にあんまりアルゴ追わないので、そういう話も聞ければなって思ってます。
まずなんですけれども、いきなり切り込んじゃうんですけどTikTokのずばり攻略法って何だと思います?
とば:そうですね、まあ結構色々なジャンルあると思うんですけども、個人的にはもうどれもTikTokで伸ばせるって思っていて、自分が考えるのは、主に伸びる様子は4つあると思ってて、1つが役に立つ情報。2つ目が怒りを買う情報。結構コメントで荒れたりして、視聴維持率が伸びるので。
てらけん:そこなんですね。
とば:議論を巻き起こすような内容というのは結構伸びますね。
3つ目が共感を呼ぶものです。
結構Twitterのバズるツイートとかもそうだと思うんですけど、みんなが思ってるけどそれをなかなか言語化できない部分を言語化したりとか、そういう動画とかが跳ねたりしてますね。
てらけん:なるほど。
とば:4つ目が、これは自分が個人的に見つけ出せたものなんですけど、承認欲求を満たすコンテンツっていうのがバズりやすいなっていう。
例えば成功する人の特徴だったり、なにかその「自分に当てはまってるじゃん」みたいな天才の特徴とか。
てらけん:確かに言われたらそういうのバスりやすそう。
とば:その「何個当てはまってた」みたいなので、自分当てはまってたとか。
自分の恋愛アカウントの例で言うと、まあ恋愛系のノウハウとか出してるんですけど、例えばコメント欄で1回バズったやつがあって、「告白されたことはある?」みたいな。「告白されたことある人は回数教えて」「告白されたことない人はなんか好きなお寿司のネタでも書いて」みたいなのをやったんですけど、それがもうコメントめちゃくちゃきて、告白されたことある人はまあその書くことで自慢になるし、ない人も寿司ネタを書ける状態を作ったことで、どっちの要素であっても全員がコメントできる状況をわざと作り出したりとかしてます。
てらけん:すごい。なるほど何かそういう世代なんですね。面白いですね攻略方法が。
とば:そうですね。
てらけん:ちょっとあんまり自分にはその視点ないんで、新しい攻略方法な感じがしますね、面白い。それでアルゴリズム的な話で言うと、TikTokってコメントの数だったりとか、あとは視聴完了率みたいなのを聞いたんですよ、前に。
あれって今変化してます?アルゴリズムって。ちょっと違うのかな。
とば:おそらく、結構ちょくちょく変わるんですけど、例えばもういろんな要素があって、いいねとかシェアするとかコメントするとか、それぞれあったりはするんですけど、ただずっと変わらないアルゴリズムがおそらくその視聴完了率と視聴維持率の 2つですね。
てらけん:維持率も入ってるんでしたっけ。
とば:維持率も、この2つはずっと変わらず今もあると思います。
てらけん:視聴維持率ってことは最後まで観られる回数、要は途中で離脱されないで何秒間とか何分間とかちゃんと長く見られた方が良いって話ですよね。
とば:そうですね。
てらけん:そこがちゃんとクリアできるようなコンテンツを作っていく必要があると。
とば:はい、その通りです。
てらけん:たぶんノウハウだと思うんですけど、すごいなと思ったのが、言って良いか分からないけど、協業先の占い系のアカウントも運用してもらっていますが、それらの視聴完了率を上げるために、最後のシーンを0.何秒とかあえて短くしてるって言ってたじゃないですか。
要は、余白を残して動画が終わってしまうと、余白の間にみんな離脱しちゃうから、その余白を残さずにパって終わりにして、視聴完了率あげるみたいな。
とば:はい。
てらけん:あれもすごいなと思って今。冷静に考えたら。
とば:ああそうですか。
てらけん:その発想もなかったので、最初。
だからちゃんとアルゴに沿ってそういう動画を作っているのかなって思って、大変かもしれないけど改めてすごいなと思ったんですよ。
とば:ありがとうございます。
てらけん:もともとTikTok自体はずっとやってたんですか?そういうわけじゃなくて、なんかのきっかけでですか?
とば:それがTikTokを本格的に始めたのは今年に入ってからで。
結構最近で、去年なんかはTikTokの読み方を「チックタック」て読んでたくらい全然知らなくて。
てらけん:そんなもんなの、じゃあわずか半年以内の間に起こったことってこと?
とば:そうですね。
てらけん:すごいですね。
とば:フリーランスで何を生業にしようかなっていろいろ考えた時に、TikTokがニーズがあってかつ、まだみんなの認識が緩いというか、だからこそがここにポジショニングのチャンスがあるなと思って、それ一本で勉強したって感じです。
てらけん:なるほどね。じゃあ今後はまぁTikTokで自分のアカウントとか企業のアカウントとかを回しながらノウハウを溜めてって、TikTokのノウハウとか、そういうのを売り出していくみたいな感じですかね?
とば:そうですね。
てらけん:OKです、いいですね。結構かなり先も見据えてやられていると思うんですけれども、あと思ったのは占いアカウントを今回お願いしたじゃないですか。
0フォロワーの時点で最初の一発目の投稿 が100万再生いったと思うんですけども、僕は基本的に再生回数とかインプレッションとかよりも、繋がりだったりとか、そういう人間関係の深いところでSNSを構築していって商品を売っていくほうが大事かなと思っているんですけれども、とはいえ、TikTokだと、そんな0フォロワーで100万再生ってなかなか信じられない結果じゃないですか、どう考えても。
さすがに既存の価値観を揺さぶられるというか、えぇそんなことあるんだって、ちょっと僕としては衝撃だったんですよ。ほんとそれって。広告費0円で100万回の閲覧があるわけですよね、つまり。世界中から。
とば:そうですね。
てらけん:すごいことだなと思って。どういう戦略でやったのかなぁっていう。もし裏話があったら知りたいです。
とば:あれも戦略的に出そうと思って出したやつではありますが、こんな上手くいくとは思わなかったのでアレだったんですけど…。なんか結構占いとTikTokも相性が良くて。
てらけん:らしいですよね。
とば:そうですね、やっぱりスピ系というか、それが結構視聴者的にはとっつきやすいというか、若い子が多いのでそういうのもあると思うんですけど。
結構バズりやすいやつでトップ3とか、そういうランキング形式がバズりやすいっていうのと、あとは内容をなるべくシンプルにして、3位にレバレッジを持たせるというか。
これノウハウを知ったときは面白かったんですけど、あのトップ5とか特徴とか、そういうランキング形式のやつありますよね?あれ、例えば、トップ5とかだったら5位に1位の内容を持ってくる方が絶対良いんですよ。例えばめちゃくちゃかわいい女優トップ5とかだったら、5位に橋本環奈とか持ってきたら続きが気になるから。
てらけん:そういうことか。面白いですね、それ。人間の心理をかなり読み取ってるんですね。
とば:そうです。視聴維持率とかが大事なので、一発目で。
てらけん:すごいですね。
とば:ありがとうございます。
てらけん:そういう手法を使ってるのねぇ。本当に人間心理をなんか逆読みというか、上手く読み取ってるんですね、ということは。
とば:そうですね、結構心理学が活きているかなという感じです。
てらけん:あえて5位に1位の内容を持ってきて、そこでレバレッジを効かせて意外性を作って続きを見させるっていう。
とば:正直4位3位2位の内容ってどうでもいいんですよ。
てらけん:それ1位はどういうあれなんですか?1位は落とし所をつけるんですか?なんかふざけるというか、そういうわけではない?
とば:1位はこれも戦略によって変わりますね。1位も例えばある程度納得がいく人といかない人の2つ分かれる。
さっきの女優だと1位浜辺美波とかだったら、確かにって言う人もいるし、 いやいや橋本環奈だって言う人もいるので、コメントで議論が。
てらけん:なるほどね、それぞれのファンでね。際どいところで。
とば:結構狙ったコメントをさせるっていうのは強いですね。
てらけん:コメントってやっぱり多い方がアルゴリズム的には良い方向に作用するということで合ってます?
とば:そうですね、数というよりかはコメントすることによってコメントを書いてる間も動画が回り続けるので。後ろで。
てらけん:それで視聴完了数・率が上がるのか。
とば:そうなんですよ。
てらけん:長文を打たせるような動画の方がぶっちゃけ美味しいわけですね、回るから。
とば:そうですね、美味しいし、あとてらけんさんのやつで今試してるんですけど、あえてそのコメント欄の文量を多くすることで、それ読むじゃないですか。
てらけん:うわ、そういうことか・・・
とば:そうです。
てらけん:それ分からなかった…僕でも。あえて投稿した後に自分で、要はコメント欄に飛んで長文で書くわけですね、解説コメントを。読者はその長文コメントを読むと。その間に動画がバックで再生され続けるから自動的に再生回数、再生完了率がどんどん伸びていってアルゴ的にも再生回数が増えていくと(レコメンドが優遇される)。
とば:はい、その通りです。
てらけん:なるほどすぎる、それは。
とば:あとはこれてらけんさんの教えを混ぜてるんですけど、多分それを読む人って、結構興味があるっていうかファン化に繋がるかなって思って。
てらけん:そうですね。
とば:後々導線を組むときに良いのかなと思います。
てらけん:たしかにそれは間違いないかも。やっぱり差別化になりますしね。
とば:そうですね。
てらけん:ちなみにちょっと話が飛びますけど、さっきの占い系アカウントの最初の100万再生のやつ。「5月に運命の変化が訪れる星座」ってやつだと思うんですけど、今110万回再生されているんです。
だからもう昨日から10万回ぐらい伸びてるんですよね。これ天井あるんですか?リンク共有数4008件ですよ、やばくない?どういうことこれ?こんなSNSある?みたいな…
100万回…これ以上伸びることもあるんですか?もうこれが限界ですかね?
とば:イメージ的には200とかまではいかないかなって感じです。150までなら。
てらけん:でも昨日と今日で10万回も伸びてますからね。
これってYouTubeじゃどう考えてもありえないもんね。0フォロワーの時点で1日で5万とか10万とかって、それってもう無理なんで。普通に考えたら。
とば:そうですよね。
てらけん:ちょっと破壊的なアルゴというか。破壊的なんですよね、まじで。
TikTokは若干、でもやっぱり、どうしてもそのなんだろう、薄い層が多いイメージなんで、広く認知とってそこからファネルで深く繋げていくというか、そういったイメージですかね、おそらく。
とば:そうですね。なので導線を作るのが大事ですね。(TikTok→LINE@→商品/アフィリのオファーなどの導線)
てらけん:なんかTikTokを見てる感じ、ちゃんと導線を作ってる人が全然いないような気がするんですけど、みんな特に知らないのかな?DRMとかに関しても。
とば:はい。だからこれめちゃくちゃチャンスだと思ってるんですよ、僕。
導線を上手く組めてない人が多いので、例えばスクールとかコンテンツ販売をする人に向けて導線をちゃんと作ってあげて売り上げを上げればかなりポジション取れるなぁって思っていて。
例えばTikTokにはピン留め機能っていうのがあって、自分の投稿動画を3つまで固定できるんですよ。
1000フォロワー超えたら自分のプロフィールにリンクが貼れるので、そこにLPを置いて、3投稿教育動画を出して、フィードにピン留めをする。
てらけん:そういうこともできんだね、これ…。
とば:そうなんですよ。
てらけん:めちゃくちゃ面白い。1000フォロワーでリンクを載せれるのか。
とば:そうです、はい。
てらけん:じゃあ他の投稿でバズればバズるほどその上位3投稿にアクセスが集まって、プロフに飛んでリンクをクリックしてもらえるっていう美しい流れができるわけですね。循環の流れが。
とば:そうです、その通りです。
てらけん:これ0円ですからね、広告費。それがすごいですよね。
だから今占いのやつを見ているともう、110万再生、2万4千再生と、3万8千の再生と、次が最新投稿が16万5000回もいってんの。
とば:いってますね。
てらけん:これ昨日のやつですよ、昨日で16万回か、もうこれ。
とば:そうですね。
てらけん:やっぱり占いとかスピ関係の人は、特にTikTokはやった方がいいですね。
とば:絶対やった方がいいです。
てらけん:なんか相性ですよね。だっててらけんアカウントと占いアカウントを比べちゃうと全然100倍ぐらい今アクセスが違うんで、占い系があまりにも強いって分かりました。
とば:強いです。
てらけん:強いですよね、非常に。
これちなみにTikTokっていろんなSNSのリンクを貼れるじゃないですか。YouTubeとかそういう飛ばす先。
Twitterとか貼れると思うんだけども、これって現状どこにSNS流すのが一番良いと思います?YouTubeが資本性が高いんですかね、ってことは。
とば:YouTubeはクライアントさんがお願いされたので貼っているんですけど、これもゴールをどこに置くかで変わってきますね。
どこで教育を入れるのかとか。
全部貼れるんですけど、Twitter、Instagram、YouTube、これもまだデータ自分の中で溜まっていないので推測なんですけど、ある程度絞った方が良いかなと思ってて。
「ジャムの法則」ってあって選択肢が多すぎると逆に選べなくなってしまうっていうのがあるので、あえて1つだけとか。
てらけん:そういうことね。
とば:そうですね。自分の恋愛のアカウントだとTwitter、Instagram、YouTube、一応あったんですけど、なんか全部載せている時よりInstagram 1本載せていた方が登録率が全然よかったんですよ。
てらけん:そうなんですね、面白い。
とば:そうですね、Instagramは放置した状態で今、毎日何フォロワーか絶対に増えます。
てらけん:TikTok自体は今1日にどんくらい増えます?100人ぐらいですか?
とば:投稿してる時は、自分のアカウントがうまくいきすぎたっていうのもあるんですけど、1日1000フォロワーずつとか。
てらけん:そういう次元なのね。ちょっとチートですね、既存のやり方を破壊してきますね、TikTokは。
とば:そうですね。バブルですね。
てらけん:いやだって、Twitterで1日に100とか1000とかって流石に厳しいですよ。
とば:めちゃ思います。
てらけん:逆に狭く深くで良くて、Twitterとかに関しては。少人数でもちゃんとファン化できていれば。
それでLINEとかメルマガに導線を流して商品は売れていくので、それで良いと思ってはいたんですけども、そこにTikTokを組み合わせれば当然強いじゃないですか。
TikTokを母体にして、そこからInstagramに流したりとかできるじゃないですか、今後。
とば:そうですね。
てらけん:可能性が広がりますよね、シンプルに。
とば:選択肢が増える感じで。
てらけん:だからシンプルofシンプルにすごい破壊力あるなと思って。
今現状、TikTokに関してはTwitter、Instagram 、YouTubeに導線を流してるじゃないですか。今後例えばInstagramだけとかに絞っていくと、良いかもしれないわけですね。
とば:今実験段階ですが、そうですね。
てらけん:楽しみですね、普通に。
今ってTikTokのコンサルとか運用代行とかだけを専門にしてる会社もあるくらいなので。
僕の知人の知人も今TikTok専門の会社で結構儲かってるんで、そういう方向にも多分展開できると思いますし、TikTokのそのノウハウとか運用実績とかを元にコンテンツ化していくこともできますし。いろんな使い方はあるのかなって聞いてて思いますね。
とば:そうですね、そこに向けて頑張っていきたいですね。
てらけん:あとはTikTokをもし自分で運用する場合のポイントとか、逆に注意点とかってあります?
とば:自分で運用する場合?
てらけん:代行とか使わずに自分自身で運用される場合のポイントや注意点ですね。
とば:そうですね。1つはやっぱり、リサーチがめちゃくちゃ大事で、自分が参入しようとしているジャンルでどういった投稿が伸びているのかっていうのは、検索欄からとか調べられるし、その伸びてる原因を徹底的に分析して、その中で自分が取れるポジショニングというかキャラクターをどう作るかと?いうのは大事ですね。
てらけん:顔出しとか非顔出しかとかってどう思います?それは特に関係ないですか?
とば:結構関係ありますね。
てらけん:あるんだ。
とば:顔出しの方がバズりにくいというのはありますね。
てらけん:バズりにくい?逆に?
とば:自分が入っているスクールの人が言ってたんですけど、やっぱ顔出しにすると、伸びるための要因が多すぎるっていうか変数が多いんですね。
身だしなみだったり、声のトーンだったり、いろんな要素があるので、それが全部ハマった時にバズるしファン化もできるんですけど、自分も顔出しで何回もいろんなパターンを試したんですけど、やっぱり伸びても50万再生とか。
けど顔出しでも何百万再生っていう人はいるのでバズりはするんですけど、やっぱりテキストの方が。
てらけん:そっか、顔出しは変数が多いから伸びた要因を特定するのが難しいのか。
とば:再現性が、ですね…
てらけん:とばさんですごいなと思ったのが、今回テキストベースで、しかも僕の声とかも一切ないじゃないですか。
AIの声?あれってどうやってるんですか?
とば:スマホで無料アプリがあるんですよ。
てらけん:そうなんですか。
とば:そうなんですよ「キャップカット」っていう。
てらけん:「キャップカット」?これちょっとメモっておこう。
とば:これめちゃくちゃ使えるんで。
声が10種類くらいあって。
てらけん:だから声ちょっと変えているんですね、毎回。
とば:はい。
てらけん:AIが良い感じに文章を読み上げてくれてるんですすね。
とば:そうですね。
てらけん:だから極論、アカウント何個でも作れますよね。10個とかでも。
とば:作れると思います。
てらけん:無限に横展開できますね。導線さえあれば。
とば:実際やってる人も結構いますね。
てらけん:そうですよね。キャップカット使ってみよう。
普通にYouTubeとかでも使えるかなって。何かしらのチャンネルで。
とば:はい、使えると思いますよ。
てらけん:あとちょっと前後しちゃうかもしれませんけども、TikTok運用においてNGポイントとかあれば聞ければなと思っていて。
例えばTwitterとかだったら、あんまり言いたくないんだけども、おはよう戦隊とかあると思うんですけど。例えばそういうのだけをやってても意味ないじゃないですか、あんまり。
とば:そうですね。
てらけん:当然あれも一定の認知を集められるのでいいと思うんだけども、それやるんだったらそれやりながらちゃんとしたコンテンツを作ってアップしたりとか、導線を組んでいかないとダメじゃないですか。
みたいな感じで意外と落とし穴ってあると思うんですよね、どのSNSに関しても。
っていう意味では何かあるのかな?という。TikTokに関して。
とば:そうですね。
おはよう戦隊とかそういった観点から言うと、最初に運用する目的をハッキリせるというか、ゴールを1つ決めておくのは結構大事で、自分がTikTokでメインのアカウントを始めたのが元々てらけんさんのコンテンツを見てる時で、「恋愛系でコンテンツビジネスをやろう」と思ったんですよ。
それがきっかけでTikTok、Instagram、Twitterとかやってたんですけど、TikTokが一番結果が出たんですね。ただバズらせることだけが目的になってて、集まった層をみると10代の子がほとんどだったんです。なので後々のマネタイズは全然できないじゃないですか。
てらけん:10代はポケットシェアが小さいですからね、基本お金がないから。
とば:今は幸いTikTokの運用法とか集客法でやっていくっていう方針が見えたので、伸ばす意味が出来たんすけど。
導線やゴールが曖昧だと止まっちゃったりするので、一番最初に決めた方が良いかなと。
てらけん:大事かもしれないですね。
とば:バズりやすいというか、 数がすごいので、まぁてらけんさんも言われてると思うんですけど、数を追いすぎると疲弊するので…
てらけん:それはそうですよね。そうなりますよね。数ばかり追いすぎないことは精神衛生的にも大事ですね。
あ、そうそう、前に恋愛系で10万人ぐらいチャンネル者数がいる某恋愛系YouTuberと2回ぐらいご飯に行ったことがありまして、聞いたらやっぱり10代のお客さん多いらしいんすよ、どうしても。。
ただ、数千円とか数万ぐらいの教材って意外とポロポロ買われてるみたいで、だから結局買う人は買うのかなっていうのと、当然10代なんでポケットシェアが小さいのであれですけども、低単価の商品は結構売れるのかなという印象です。
あとは低単価の商品を最初に設置して後々バックエンドで高単価の商品の用意とか、コンサルなども含めて。
一部の人は買うのかなっていう。全員が全員買わないことはないと思うんで。だから一応ね、10代が多くてもやる価値はあるのかなと思います。
とば:そうですね。
てらけん:まぁやらないとわからないでこともありますよね。あと10代と言っても極論10代前半と後半で全然違うんですよ、ポケットシェアの大きさが。
10代後半って結構僕もお客さんでいるんですよ、実は。分割とかで買ってくれたりしますね。ただ10代前半だとちょっと厳しいですよね、クレカも使えないし。
とば:1回それ気になって、動画のコメント欄でアンケート取ったんですよ。
「みんな何歳?」みたいなので12~15歳、15~18歳みたいに分けて、それにいいねしてもらうみたいな。それやったら思いっきり中高生がほとんどで。
てらけん:ということは12とか13とか。
とば:多かったのが12~15と15~18。
てらけん:若いな…それはちょっと厳しいかもしれない。
10代後半だったらいいんですけども、10代ど真ん中だときついかもしれないですね。
TikTokってやっぱり若い人が多いイメージはありますよね。
とば:そうですね、イメージ的には。
てらけん:でもそれこそ僕が聞いた話だと、10代とかの可愛い女の子をウォッチするために30.40代〜の男性も結構見てるらしいですね(笑)
とば:そうなんですよ。
てらけん:だから30.40.50代〜の大人向けの商材は売れやすいって聞いて、なるほどなと思って。
実際のところ、どの層が一番多いんですかね?やっぱり10代が多いのかな〜まだ。
とば:統計的には確か30代の男性が結構多いみたいで。
てらけん:じゃあ若い子をきっとウォッチしてるんですね、おそらく(笑)
とば:これ推測なんですけど、若い子が多いなって体感的には思うんですけど、その原因として、若い子っていいねとかコメントとかシェアをするんですよね。
だから、バズりやすいのが若い子向けのコンテンツが多いってのも原因かもしれないです。
てらけん:たしかに若い子の方がコメントを残しますよね。ノリと勢いで「うぇーい」つって。
ようは、表面的に見えるのが若い子ってだけであって、意外と裏には30.40代のそういう人達がいっぱい眠っていると。
とば:まぁそういうことですね。
てらけん:ってことはじゃあ、企業であれ個人であれどういう商材がマッチするんですか?恋愛とかもマッチするかもしれないけど、なんかどういう商品がマッチしやすいのかなっていう。
とば:例えば店舗集客とかもTikTokでいけるんですけど。
てらけん:それいけます?店舗集客。
とば:意外といけてる実例がたくさん。
てらけん:SEOとか関係ない、しアルゴリズム的に言ってもわりかしあれってランダム表示じゃないんですか?
とば:そうですね、ランダムではあります。まぁ店舗集客だとファン化戦略が大事かもしれないですね。
てらけん:でも今思ったのですが、たしか3年位前に名古屋のラーメン屋の店主がTikTokやってたんですね、たまたまそれを見て。おすすめ欄でね。
その人面白くていいなぁって思ったんですよ。名古屋に行ったときに絶対に行こうってずっと思っていて。
最近アカウントが消えてたんであれだけど、そういう意味かな、おそらくファン化ってのは。
とば:そうですね、最近その店舗集客とかで一般的な戦略としてあるのが、その店舗の主人公を決めて、その主人公にファンをつけるじゃないけど、そういうのがあったりします。
例えばその店舗の裏側とか専門業だと結構みんな知らないし、気になってシェア(共有)が伸びたりするので、それでバズらせつつ店舗の魅力を発信する。で導線としてはInstagramに流したり。
てらけん:可能性広がりますよね、広告費0円でプロモーションができるわけでしょ。店舗を持っている人とか実業をやっている人は、確かにやったほうがいいですね。
とば:やったほうがいいです。
てらけん:絶対やったほうがいいですね。なにせ、広告費0円なんで、それが一番強いと思う。僕も今てらけんのこのキャラクターだけでも大体月に100万円くらいの広告費がかかってるんですよ、諸々で。
とば:そうなんですか。
てらけん:YouTubeとか、Facebookとかそこらへんがメインなんですけども。だからね、0円でTikTokが出来るわけなので、それは可能性でしかないですし、100万再生をもしお金で買うとなったらいくらかかるのか?って話ですよ。すごいことです、そう思うと本当に。
それを知ってからこそすごいなと思いますし、店舗集客も使えるのかっていう。
それこそこの前、まだフォロワー3000人くらいしかいなかった中高生の歌い手がいたんですよ。
それ半年くらい見てたんです、ずっとウォッチしてて。そしたら半年後にフォロワー30万人になってて。Instagramも連携しているから、Instagramもすっごいフォロワーが増えてて、テレビにも出てて、最近。
だからTikTokドリームっていうのは意外とあるのかなって思ったりしました。
とば:自分が思うのが、今ってYouTuberが対等し始めた時期と似ていると思っていて、YouTuberってなにそれ、怪しいみたいに言われていたと思うんですけど、今ってもう当たり前じゃないですか。
てらけん:そうですね。
とば:それと似たフェーズが今TikTokで起きてると思っていて、いかにこのTikTokという、今後トレンドに乗りまくるやつに参入するのが早いかっていうのは結構大事かと思います。
てらけん:今のうちに攻略した方が良いと。まぁTikTokは今後どうなるのかは分かんないですけどね、伸びるかもしれないし落ちるかもしれないし。
Twitterとかブログとかって良い意味で化石化してるんですよね。あれってもう伸びもしないし落ちもしないというかずっと平行なんですよ。だから僕は安定していると思っているんですね、逆に言うと。でもTikTokはまだこれからだと思うんで、メディアとしても。
どうなるか分からないからこそまぁ一応たしかにやっておく価値はあるのかなと思います。
とば:そうですね。
てらけん:僕もだからどっちかって言うと、あんまりTikTok推奨していなかったというか、別に放置してたんですよ、ずっと今まで。
たださすがに、0フォロワーで100万再生っていうとんでもない数字を知ってしまったので、さすがにもう目を背けられないかなっていう、現実から。
0フォロワーで100万再生ってありえないですから、本当に。さっきも言ったけど。可能性あるメディアだなっていう。
あとTikTok、気になっていたのがおすすめでね、レコメンド表示があると思うんだけど、そのレコメンド表示って要はAIが自分に興味があるコンテンツを最適化して表示してくれるじゃないですか。今のSNS、TikTokとかって。
レコメンド、あれって要は、例えばさっきの占いのやつだったら、占いに興味がある100万人にいってるのか、はたまた占いに興味がある人には20万人ぐらいしかいってなくて残り80万人はランダム表示なのかとか、そこらへんはどういう比率なんですかね?
とば:これは最初は0フォロワーなので、1投稿目は無作為に表示されます。その中でいいねを押したり反応した人っていうのは、おそらくよく占い系を見ているであろうユーザーです。なので次からは、それらのユーザーや、それらのユーザーと同じような属性に広がっていく、みたいな感じですね。
まぁ、1投稿で100万っていうのは結構良い例なんですけどね。
ちなみに、1投稿目でいいねを押してくれたユーザーは優先ユーザーとして判別されるっていう概念がありまして、2投稿目はその優先ユーザーに最初に届き、そこから優先ユーザーの評価が良かったら次に広がっていくっていう形になります。
優先ユーザーを増やしていくっていうような戦略を狙うの一般的にはいいですね。
てらけん:ちょっとTikTokを舐めてましたね、そんな深い感じだとは思わなかった。攻略すべき指標がいくつかあるんですね。
とば:いろいろあります。
てらけん:ちなみにアカウントはいくつ作れます?Twitterとかって意外とGmailアカウントとかあればいくらでも作れるんだけども、10年前とは違ってあんまり作りすぎると凍結とかリスクあるじゃないですか。
だから今ってどうなのかなっていう、TikTokに関しては。
とば:僕が運用代行でやっているので、TikTokの専門の人に聞いたんですけど、明確な答えがあんまりないみたいで。
一応今自分が6アカウントは入れてるので。もっといけるかもしれないです。
てらけん:極論ですけども100アカウントぐらいとかっていけるのかなと思って。
1個の端末で。そういう人もいそうですよね、業者で。
とば:いそうです。
てらけん:いると思うんですよね。だってこれ、匿名でできるし、顔出ししなくていいし、テキストでいいし極論自分の声も使う必要ないじゃないですか、読み上げでいいんだから。
だから量産パターンさえ作っちゃったら、何アカウントでも作れるなっていう。
導線さえあれば収益化できるし。
とば:最近TikTokアフィリエイトとか流行っていて、TikTokで公式LINEに誘導してとか、ブログを貼ってみたいな。色々とできますね。
てらけん:ちょっと前にInstagramアフィリエイトも流行ったんですけど、Instagramでストーリーから楽天アプリとかを貼ったりして。
それこそInstagramアフィリエイトで月1000万くらい稼いでる人も知っていまして。
だから今後TikTokアフィリエイトが主流になるかもしれない、もしかしたら。時代的にいうと。
とば:もしかしたら可能性ありますよね。
てらけん:大変ですわ、SNSマーケターってなると。アンテナを張る必要があるので。
TikTokアフィリエイトか〜、確かに100万再生も取れれば、数十万くらいは余裕で稼げそうですよね。
とば:僕より上手い人だと1回で400万再生とか普通に出してますよ、テキストだけで。
てらけん:恐ろしい数値が出ちゃうんですね。ちなみにYouTubeみたいに再生回数に応じて広告収益が入るみたいなものは今後ないんですかね?
とば:これが昨日か一昨日に発表があって、TikTokが広告収益化するみたいな。
実装されたらTikTokマーケだけで食っていける人も増えそうですよね。
てらけん:なるほど、楽しみではありますね。あとそうそう、TikTokに上げている占いのショート動画をYouTubeのショート動画に転用されているじゃないですか?あれって結果的にどうでしたか?良かったですか?
とば:あれ結構良くて、YouTubeでTikTokほどバズってはないんですけど、今見たら一昨日アップしたのがもう1500再生とかですね。
てらけん:おおお、結構伸びてるんですね。
とば:そうなんですよね。YouTubeショートもTikTokと似た構造です。僕も正確に分からないんですけど、レコメンドでバズる仕組みはあります。
てらけん:じゃあYouTubeショートで認知をとりつつ、メインの通常動画でガッツリ教育をかければ良いわけですね。
とば:そうですね、レバレッジが効きまくり。
てらけん:通常の投稿だと確かにあんまり再生回数は回りませんからね。そっか、そういうやり方もあるのか。YouTubeショートを使うっていう。ショート動画も無視できないですね、やはり。
とば:そうですね。
てらけん:ちょっと無視できなくなってきますよね。Instagramのリールとかもやってるんですか?そっちは特に専門外ですか?
とば:リールも一応上げているんですけど、TikTokで作ったやつをそのまま使ってるだけなので。
てらけん:それも占いのやつでやってるんですか?
とば:占いのやつも最近始めました。
てらけん:本当、TikTokの動画を元にして、YouTubeショートとInstagramのリールに全部転用してるんですね、うまく。
とば:はい、そうです。
YouTubeショートは現状いい感じに再生数もあって、リールはまだこれからって感じですかね。検証中みたいな。
でもすでに数日で数千回の再生は回っています、リールでも。
てらけん:すごいですね。そこで認知をとって通常投稿に流して教育、あとはメルマガやLINE@に流せばいいだけですもんね。リストマーケにTikTokが欠かせなくなる時代も来るかもしれませんね。
とば:そうですね。僕も力になれるように頑張ります。まだまだ駆け出しなので…
てらけん:僕も引き続きあらゆるSNSに手を出して実験していきたいと思います。合う・合わないもありますが、この機会にTikTok市場に乗り込む人が増えてくれたら幸いです。ではでは!ありがとうございました。